黒人西部劇スター

nostalji2009-05-17

NHKハイビジョンで『バファロー大隊』(1960年/監督:ジョン・フォード)を観る。ミステリータッチの騎兵隊西部劇で、結果を知っているのでハイビジョン画像のチェックだけのつもりでしたが、それでも最後まで観てしまうのは、笑いあり、涙あり、活劇ありのJ・フォード演出の巧さですね。この作品はJ・フォード作品の中ではそれほど高い評価はされていませんが、私の好きな西部劇で、当時白人至上主義の西部劇に黒人問題を持ち込んだことは特筆できます。そして、ウディ・ストロードを準主役に起用したこともね。肉体の力を寡黙に表現する西部男に、彼ほどピッタリの俳優はいませんからね。1950年代に黒人を主役にした西部劇が製作されていたら、まちがいなくビッグ・スターになっていたと思いますよ。西部劇に黒人が重要な役で登場するのは、この作品が初めてで、西部劇に黒人が一般的になってくるのは60年代後半になってからです。その頃には、ジム・ブラウンなど新しい黒人アクションスターが台頭しており、ウディ・ストロードは盛りを過ぎていましたからねェ。
提督の決断Ⅲ』は、1942年8月10日にハワイ占領。米第2艦隊の正規空母2・軽空母2・戦艦2・重巡2・軽巡4・駆逐艦14を撃沈しました。我が軍は軽空母2・駆逐艦4の沈没があったものの、正規空母も戦艦も健在。開戦当初に建造開始した正規空母2隻も就航し、圧倒的戦力格差で米本国占領も時間の問題になってきました。