これまた似たような設定

nostalji2009-09-26

DVDで、『夕陽のギャングたち』(1970年/監督:セルジオ・レオーネ)を再見。メキシコの山賊(ロッド・スタイガー)を、イギリス政府から手配されてメキシコに流れてきたアイルランド闘士(ジェームズ・コバーン)が助けてメキシコ政府軍と戦う物語です。できは悪くないのですが、ロッド・スタイガーは、どうみてもメキシカンにはみえません。演技でカバーしていましたが、メキシコ山賊はやっぱりラテン系でないとね。
それにしても、『ガンマン大連合』も意味不明の題名でしたが、『夕陽のギャングたち』もメキシコ革命劇が題名からじゃイメージできませんね。配給会社が適当につけた感じです。最初のキャスティングでは、ロッド・スタイガー(暗黒の大統領カポネ)でなくジェースン・ロバーツ(マシンガン・シティ)だったそうですが、レオーネはカポネ役者が好きなのかな。ジェームズ・コバーンの代わりにロバート・スタックアンタッチャブル)を出演させて、墓場で睨み合いの後、マシンガンをぶっ放すストーリーだったら“夕陽のギャングたち”になったんですけどねェ。(笑)