久しぶりに

nostalji2018-02-11

母を見舞いに行った後、幼馴染の友人と会食。2年振りの再会です。母の入院がなければ、来週から帰省予定で、その時会う予定だったのですが、都合よく変更となりました。家族の問題について雑談。
昔は60過ぎれば、親はたいてい亡くなっており、自由な隠居生活が楽しめました。ところが現在は、私ら親の世代は戦争を乗り越えた生命力があり、90以上生きるのが普通になりましたな。親の面倒をみなきゃならず、自由な生活なんてありゃしません。高齢者がどんどん増えるので、病院や老人施設は不足してきます。政府はできるだけ家族に面倒みさせようとしていますが、介護する方も介護される側になってきているんですよ。高齢者は、不安・不満・怒りを感じているんだよォ。
友人との待ち合わせまでに時間がタップリあり、家に帰るのも面倒で近くのシネコンで『マンハント』(2017年/監督:ジョン・ウー)を観る。『君よ憤怒の河を渉れ』(1976年/監督:佐藤純彌、主演:高倉健)のリブート作品です。
天神製薬の顧問弁護士ドゥ・チウ(チャン・ハンユー)は、女性(TAO)殺しの罪をきせられ、逃亡を余儀なくされます。ドゥ・チウを追う刑事の矢村(福山雅治)は殺害現場の状況から不信感を持つのね。ドゥ・チウは殺し屋(ハ・ジウォン)に狙われますが真由美(チー・ウェイ)に救われます。真由美の恋人は天神製薬の新薬開発に絡んで死んでおり、ドゥ・チウと矢村は事件の裏に隠された陰謀に迫っていきますが……
大阪を舞台にアクション全開はいいのですが、演出に粗っぽさが目立ちます。リアリティは全くなく、ストーリーも今イチ。前作にあった馬の暴走のような核になる見せ場がなく、派手なアクションは多くても印象に残りませ〜ん。