同じハイジでも

録画していた『マッド・ハイジ』(2022年/監督:ヨハネス・ハートマン)を観る。『アルプスの少女ハイジ』を大胆にアレンジしたバイオレンスアクション。

スイスを支配する大統領マイリ(キャスパー・ヴァン・ディーン)は、自ら社長を務める企業以外のチーズ製品を禁じる法律を制定し、恐怖の独裁者として君臨。ハイジ(アリス・ルーシー)の恋人で山羊飼いのペーターがチーズの密売でマイリの軍隊に殺され、祖父のアルムおんじの家が焼かれます。反逆者の矯正施設に送られたハイジはクララと親友になり、マイリへの復讐を誓いますが……

矯正施設の所長の名がロッテンマイヤーとは、やっぱり嫌われ者なんだ。所長を殺して脱走したハイジは、何じゃコリャというような不思議な女武術家に救われてチャンバラ訓練。日本アニメへのリスペクトかなァ。下ネタギャグにスプラッターアクションと、“何じゃコリャ”の連続で、好みの分かれる作品で~す。