ハワイアンによる西部劇音楽

nostalji2005-04-25

4月25日は、日本で最初のハワイ移民がイギリス船サイオト号で横浜から出航した日。1868年(明治元年)のことでした。ハワイ駐在のアメリカの貿易領事E・ヴァン・リードが前年、日本にやって来てハワイの砂糖キビ畑で働く労働者を300人ほど送って欲しいと幕府に交渉し、幕府も了承しました。明治維新のドサクサに、すでに募集済みの153人をヴァン・リードは明治新政府に無許可で出航させたんですな。農場についてみたらば奴隷扱いだったそうです。日本とハワイのあいだに移民に関する正式の条約が結ばれたのは、翌年の1869年でした。
でもって、ハワイ関連ということで、バッキー白片とアロハ・ハワイアンズの『ウエスタン名曲アルバム』を聴く。西部劇のテーマソングが14曲収録されています。「遥かなる山の呼び声」や「遥かなるアラモ」のようなスローでメロディアスな曲はハワイアンにマッチして、椰子の木の下でフラダンスを踊りたくなる気分になりますが、「ローハイド」のような勇壮な曲は気が抜けたサイダーみたいでイケませ〜ん。画像は、LPジャケット。
JR福知山線脱線事故が発生。死者50人、負傷者300人以上という大事故。原因は一つでなく、色々な与件が重なっていると思われますね。