謎の隕石

nostalji2005-06-30

1908年6月30日、中部シベリアのタイガ地方に謎の物体が落下した。それは巨大な火の玉のような物体で、落下地点から300キロ離れたところでもガラス窓が割れ、爆風は半径25キロにわたって森林をなぎたおし、その震動は全世界の地震計に記録されました。隕石の落下と思われたのですが、50年後の1958年、ソ蓮政府が現地に派遣した調査団は、隕石孔も隕石の破片も見つけることができませんでした。その後のことは、記憶していないのですが、この謎はとけたのでしょうか?
巨大隕石といえば、『妖星ゴラス』(1962年・東宝/監督:本多猪四郎)という映画がありましたねェ。地球の引力の6千倍以上という小惑星ゴラスが地球目指して接近してきたので、科学者たちはゴラスとの衝突を避けるために南極に原子ロケットエンジンを設置し、地球そのものを動かしてゴラスとの衝突を避けるという、破天荒なSF映画でした。ゴラスとは衝突しなかったものの、軌道を変えた地球を元に戻すためにどうするのかと思ったら、北極に南極に設置したものと同じエンジンを設置するんだって。子供心にも、こんな単純発想でいいのかと唖然とした想い出があります。やってしまった後で、♪そのうち何とか、な〜るだろう〜の発想が、今の日本社会を形成していったような気がしますねェ。