平原の待伏せ

nostalji2006-09-13

録画保存しているビデオの中から探しものをしたついでに『平原の待伏せ』(1958年/監督:バッド・ベティーカ)を観る。グレン・フォード主演の西部劇でアラモ余話といった内容です。融通のきかない護衛隊長(ヒュー・オブライエン)、思い込みの激しい一徹な老人(チル・ウィルス)、主人公に同情する老人の娘(ジュリー・アダムス)といった具合に、西部劇の定石通りのキャラで西部劇の定石通りに展開します。ビクター・ジョリーの悪党一味が幌馬車隊を追撃するシーンに見られるアクションなどは、流石ベティーカといった歯切れのよい演出です。時代的に連発銃が出てくるのはおかしいのですが、単発銃だと動きの激しい西部劇は無理なので、娯楽映画ということで許しましょう。蛇足ですが、後年、テレビの『快傑ゾロ』で人気の出るガイ・ウィリアムズが顔を見せていました。画像は、グレン・フォードとビクター・ジョリー。
金融庁の調査によると、消費者金融大手5社が借り手にかけている生命保険の2005年度の受取り件数は3万9880件とのこと。そのうち1割にあたる3649件が自殺によるものとは驚きました。自殺でも保険金が受取れることは知っていましたが、家族でもない第三者が受取ることができるのは疑問を感じます。借金が払えなくなったら死ね、と言っているようなものじゃないですか。グレーゾーン金利の問題だけでなく、借入れ申込み時の生命保険加入も問題あるなァ。サラ金から政治献金を受けている議員は貸金業の規制強化に関する委員会のメンバーに入れちゃダメですよォ。