横澤彪：著の『犬も歩けばプロデューサー』（ＮＨＫ出版：１９９４年１０月２５日第１刷発行）を読了。副題に“私的メディア進化論”とありますが、現在のテレビ番組が進化しているとは思えません。技術的には進化していても、思想や創造性については退化していると思いますよ。著者がプロデュースした、『笑っていいとも』や『オレたちひょうきん族』は大ヒット番組ですが、正しく時代をリードしたと言えるかというと疑問ですね。熟達した芸よりもアドリブが優先される傾向が強まり、テレビ番組の主流になって、“その場しのぎ”的風潮が蓄積されていったと思いますよ。最近の事件を見ていると、“その場しのぎ”が目立ちますからね。テレビの社会に与える影響が大きいことを、テレビ関係者は肝に銘ずべきです。テレビを見ない方が文化と言われないように、未来の日本へ、すばらしい文化を遺して欲しいですねェ。
『三国志Ⅹ』は、孫権の指示により河北制圧。巴蜀攻略中に奪われた上党→晋陽を取り返し、鄴→平原→南皮→薊と攻略した後、河北で戦役を発令して、北平→襄平→北海を一挙に攻略しました。次に西北で戦役を発令して、西平→武威を攻略して蜀を滅し、最後に一つだけ残っていた、魏国の上庸を攻略して２３８年４月に中国を統一したので〜す。
