天才とは……

nostalji2007-01-31

小林信彦:著の『天才伝説 横山やすし』(文春文庫:2001年1月10日第1刷発行)を読了。昨日読んだ『犬も歩けばプロデューサー』のタケシとタモリについての分析と比較したいと思いましてね。どちらも仕事等の付き合い通じて観察されているものですが、書かれた時期が、前者は対象者が全盛時代であったのに対して、後者は死んだ後のものなので比較の意味がないことを悟りました。読む前にわかることなのに、我ながらバカだね。内容は、横山やすしの芸と人を描いたものですが、『唐獅子株式会社』が映画化されるまでの紆余曲折が面白かったですね。日本映画界の実態が描かれています。ところで、著者は“あとがき”で天才を、「早くから“只者ではない”と感じさせはするが、あまりの切れ者ぶりに、生涯を“天才”で通すのはむずかしい」と述べていますが、名言です。
三国志Ⅹ』は、シナリオ7の上級モードで、姜維で再開。天水の一般武将から始まり、孔明率いる蜀軍の攻撃に敗れ、史実通りに孔明の部下になりました。“泣いて馬謖を斬る”や、“死せる孔明、生ける仲達を走らす”のイベントが発生。姜維孔明の後を継いだ漢中太守・蒋琬の配下となります。そのうち反乱を起こして独立しようと考えているので、任務の遂行とともに、できるだけ多くの武将と親密になっておくのだァ。