ジェット・リーのアクション

nostalji2007-03-26

久々のジェット・リーの武術映画ということで録画した『SPIRIT』(2006年/監督:ロニー・ユー)を観る。ワイヤーやコマ落とし撮影によるトリックはあっても、ジェット・リーの動きは悪くなかったです。ただ、上海武術大会でジェット・リーが闘う最強の日本人武道家というのが中村獅童ではね。獅童の格闘シーンの殆どがスタンドインと、はっきりわかるんですよ。獅童ではアクション相手として役不足でした。ところで、主人公の霍元甲は実在の人物で、ブルース・リーの『ドラゴン怒りの鉄拳』で、毒殺された恩師というのが、この霍元甲です。こちらでは日本人武道家は卑劣な敵役でしたが、『SPIRIT』の日本人武道家は正々堂々としていて中村獅童の儲け役でしたね。両方併せて観ると楽しさ倍増で〜す。
HP:放出美級迷画座の「ジェット・リーのアクション」に追加アップ⇒http://www2u.biglobe.ne.jp/~kazu60/zanmai03/jree2.htm
道家といえば、柳生宗矩が1646年3月26日に亡くなっています。徳川幕府を陰で支えた権謀術数家のイメージが強いのですが、大坂夏の陣では秀忠の本陣に攻め込んできた大坂方を七人斬り倒し、秀忠を守っています。実力的にはA級の剣豪だと思いますよ。