海洋時代劇なのだ

nostalji2007-12-26

録画していた市川雷蔵主演の『ジャン有馬の襲撃』(1959年・大映/監督:伊藤大輔)を観る。マカオ寄港中の有馬家の商船の乗組員がポルトガル人と衝突して殺された報復として、有馬晴信が五島沖でポルトガル船マードレ・デ・デウス号を撃沈した事件を題材にした海洋時代劇です。事件が起こった1609年には、有馬晴信は42歳になっており、映画のような独身の青年武将ではありません。徳川家康の孫娘・鶴姫(叶順子)に慕われるようなこともなかった訳ですが、晴信の嫡男・直純は家康の養女を正室に迎えており、全くの史実無視ともいえませんな。
でもって映画の方ですが、本物の船を琵琶湖にセットを組んで臨んだ海洋スペクタクルでしたが、セットは未使用のまま台風に潰されてしまったとのこと。それでも、櫓船から大鑑に乗り移って襲撃するクライマックスは、集団チャンバラの醍醐味を味あわせてくれて満足で〜す。
タミフル服用による10代の異常行動について因果関係は不明。厚生労働省の調査によると、タミフルを服用していて異常行動をしたのは10%で、服用しなくて異常行動をしたが22%あったとのことですが、服用しなくて異常行動するというのは、インフルエンザに罹ったら異常行動する恐れがあるということ?それとも、他の薬でもなるということ?→異常行動の原因を徹底して調査して欲しいですね。