大友柳太朗を大画面で

nostalji2008-02-13

東京フィルムセンター(マキノ雅弘・生誕100年特集)に未見だった大友柳太朗主演の『捨てうり勘兵衛』(1958年・東映/監督:マキノ雅弘)を観に行く。臭いところもあるのですが、大友柳太朗の持ち味の出ている作品です。効果音がなくても、大画面での大友柳太朗のチャンバラは迫力がありますよ。コメディ・リリーフ(星十郎&堺駿二)を配置し、監督指導の女優演技など見られるマキノ演出は画一的なのですが、娯楽時代劇の正統を行くものですね。傑作とはいえませんが、最後に拍手が起こるくらい楽しめる作品で〜す。
それにしても寒い1日でした。会社時代の友人と飲むことになり、待ち合わせの時間まで神田神保町をブラついたのですが、寒い、寒い。店頭に出ている100円文庫なんかチェックする気もおきません。映画雑誌もパンフも、総体的に高いのでパス。結局、長いこと買い忘れていた『バガボンド』の25〜27巻を喫茶店で呼んで時間をつぶしました。友人と一杯飲んで店を出たら、あまりの寒さに酔いも覚めましたよ。