紅葉を求めて東北へ

nostalji2008-10-30

還暦祝いに息子からプレゼントされた旅行券で、カミさんと紅葉の名所と温泉を楽しむ東北ツアーに出かける。本日の予定は8時22分の新幹線に乗り、一関からバスで猊鼻(げいび)渓→中尊寺花巻温泉というコースです。
猊鼻渓北上川の支流・砂鉄川の渓谷です。錦壁岩・夫婦岩といった巨岩が続く渓谷で、船に乗って遊覧します。流れが緩やかなので、船頭が長棹を突いて説明しながら上っていき、帰りは船頭が歌う「げいび追分」を聞きながら戻ってきます。紅葉は最後の見頃でしたが、黄色の彩りが昨年よりも悪くなっているとのこと。バスガイドの話によると、この傾向は猊鼻渓に限らず、東北の紅葉の名所全体に及んでいるそうです。画像は猊鼻渓の紅葉。モミジが少ないので今イチ見映えがしませんでした。
中尊寺といえば金色堂。外側を鞘堂が覆っていて、建物全体を外から見ることができません。鞘堂の中から見るわけね。黄金に彩られた本堂・須弥壇・仏像は必見です。経蔵の周囲はもみじが真っ赤に色づいているはずが、残念ながら緑の葉のままでした。このままだと、真っ赤にならずに黒ずんで散っていくかもしれませんねェ。
出発が早かったので明るいうちにホテルに到着し、露天風呂で紅葉を愛でながらノンビリお湯に浸かって1日終り。