旧いタイプの海外ドラマ

nostalji2009-04-07

昨夜からBS2で『名探偵モンク』の第6シーズンが始まった。海外ドラマは夜11時台というのがBS2の相場でしたが、これは夜の8時台というゴールデンタイムに放送されています。それだけ日本でも人気があるというのか、それとも夜の8時台がゴールデンタイムでなくなったのか、わかりませんけどね。
名探偵モンク』は、極度の潔癖症であるサンフランシスコ警察の元刑事が難事件を解決するユーモアミステリーです。最近の人気海外ドラマは、1970年代までのドラマにはなかった特徴として、“ER”や“ロスト”のような集団性、“24”のような連続性、それに過度のバイオレンスと性的描写があげられるのですが、『名探偵モンク』は、そのどれにもあてはまりません。同じ捜査モノでも“CSI”のような科学的なところは一切なく、アナログ推理による事件解決となっています。完全1話完結の70年代以前のドラマと同じ作りですね。
第6シーズンまで続いている面白さの秘密は、異常なまでの強迫神経症を患っている主人公モンクのキャラね。下手な役者が演ると、チープなコメディにしかならないのですが、トニー・シャループはモンクの精神の不安定さや恐れを自然に演じており、子供から大人まで家族みんなで楽しめる内容になっていま〜す。画像は、モンクのトニー・シャループ。