ジミー&マン西部劇

nostalji2009-07-08

BS2で『怒りの河』(1951年/監督:アンソニー・マン)を放映。ジェームズ・スチュアート主演の本格西部劇でアンソニー・マンとのコンビ2作目にあたります。ジミーとマンによる西部劇は、『ウィンチェスター銃‘73』『怒りの河』『裸の拍車』『遠い国』『ララミーから来た男』とあり、そのいずれもが上出来西部劇になっています。アンソニー・マンの西部劇の特徴のひとつとして、主人公は必ずトラウマを持っており、この作品でもジミーは元ギャングで改心して幌馬車隊のガイドになっています。そして、同じ境遇のアーサー・ケネディを縛り首から救って幌馬車隊に加えるのですが、ケネディは改心せず、最終的には対決することになるんですな。善人なのだが、陰がある主人公にジミー・スチュアートはピッタリだったんですね。
画像は、『怒りの河』のジュリア・アダムス、アーサー・ケネディジェームズ・スチュアート。『大アマゾンの半魚人』では強い印象を残したジュリア・アダムスでしたが、この作品では今イチ目立ちませ〜ん。