カルホーン関連で

nostalji2014-06-10

ビデオに録画保存していた西部劇『四人のガンマン』(1954年/監督:リチャード・カールソン)を観る。テレビ放映のみの劇場未公開作品です。
無法者のレイ(ロリー・カルホーン)、ダッチ(ジョン・マッキンタイア)、ブロンコ(ジョージ・ネイダー)、ヤキ(ジェイ・シルバーヒールズ)の4人は、牧場へ帰る途中のサイモン(ウォルター・ブレナン)とローリー(コリーン・ミラー)の父娘と出会います。ダッチとサイモンが旧知の間柄だったので一緒に旅をするのですが、レイがローリーに手をだしたことから怒ったサイモンはローリーを連れて別の道へ。4人は以前レイが暮らしていたチョーラの町の銀行を襲う計画を立てます。町の保安官(チャールズ・ドレイク)は、かつてはレイと親友でしたが無法者のレイを町から追い出した経緯があるのね。レイが保安官に喧嘩をふっかけ、その騒ぎに町の住民が集まった隙に3人が銀行から金を奪うことに成功します。メキシコに逃げる途中で、サイモンとローリーがアパッチに襲われているのを見つけ、レイは愛するローリーを救うために、ダッチはサイモンとの友情のために、ブロンコとヤキは仲間への義理からアパッチの大群の中へ……
3人はアパッチとの戦いで死に、生き残った主人公は愛する女性のために改心し、奪った金を返して人生をやり直すという極めて平凡な作品です。ロリー・カルホーンは典型的なB級西部劇スターですな。共演者の域から出ることが出来なかった20世紀フォックスを飛び出し、B級作品でも主演を目ざしたのね。私が彼の名を知ったのはテレビ西部劇『テキサン』でした。そういえば、テレビでお馴染みの顔ぶればかりですね。ジョン・マッキンタイアはワード・ボンドの後を受けて隊長となった『幌馬車隊』の主演だし、ジェイ・シルバーヒールズは『ローン・レンジャー』のトントね。ジョージ・ネイダーは西部劇ではありませんが、犯罪アクションの『シャノン』の主演でした。それと、『ローハイド』のウィッシュボン(ポール・ブラインガー)も町の住民として顔を見せていましたよ。
画像は、ロリー・カルホーンとコリーン・ミラー。コリーン・ミラーは西部劇にしては色気ムンムン。