選定基準が?

nostalji2009-07-11

昨夜、WOWOWで『ランボー最後の戦場』(2008年/監督:シルベスター・スタローン)を観た関係で、画像は『アクション&サスペンス』のサントラCDジャケット。“最後の戦場”ではエンドクレジットで曲だけが流れるダン・ヒルが歌う『ランボー』の主題歌「イッツ・ア・ロング・ロード」や、フランク・スタローン(スタローンの弟ね)が歌う『ランボー怒りの脱出』の主題歌「心のかけら(ピース・イン・アワー・ライフ)」が収録されています。このCDには20曲収録されているのですが、選定基準がまったく解かりません。アクション&サスペンスとありますが、戦争映画の「アフリカの星のボレロ」があれば、マカロニウエスタンの「さすらいのジャンゴ」があり、ホラーの「ゾンビ」なんてものもあるんですよ。個人趣味的な選曲になっています。ブックレットの解説は関光夫ね。
でもって、『ランボー最後の戦場』ですが、血肉が飛び散るスプラッターアクションといった感じでした。不死身の肉体的パワーによるアクションがランボーの魅力だったのですが、スタローンの体形から精悍さが失せ(年齢的には無理はないと思うのですが)、鈍重になっていましたね。戦い相手を徹底的に悪役扱いするのはこれまで通りで、ミャンマー政府軍を悪逆非道にすることで最後のアクションが最高に盛り上がるのです。フィクションといっても、ミャンマー政府にとっては気分よくないだろうなァ。