ギャグは旧いし……

nostalji2009-10-24

ビデオに録画保存したまま放ったらかしていた『珍説忠臣蔵』(1953年・新東宝/監督:斎藤寅次郎)を観る。パロディにもドタバタにもなっていない、単に喜劇役者を集めただけのコメディ時代劇です。松の廊下の刃傷芝居から始まり、吉良上野介役者(伴淳三郎)が影武者として吉良上野介(バンジュンの二役)に雇われるアイデアは面白いのですが、それがドラマ全体の中で活かされていないんですよ。全体的に中途半端で、大笑いするようなギャグもないし、ロッパ・アチャコエンタツ・バンジュン・金語楼たちの顔を見ただけで当時の観客は笑ったのですかね。ただ、要所要所に川田晴久・市丸・田端義夫の歌をはさんで場面転換していくのは、最近は全然見られない演出方法で、それが逆に新鮮に感じました。当時は浪曲映画などの大衆映画では常套手段で、平凡な演出なんですけどね。画像は、大石内蔵助古川緑波と浮橋太夫の相馬千恵子。
PS2の『信長の野望・革新』は、織田家が滅び、いよいよ島津との最終決戦。島津が織田を滅ぼしたので、織田家の有力武将を配下にできなかったのが痛いです。島津は鉄砲と水軍の技術が最高レベルに達しており、海戦を避けて陸上から港を攻撃する必要があります。毛利で前回プレイした時とは逆に、港を水上から攻撃してきたら撤退して、上陸占領した瞬間に陸上から逆襲する戦法が効果ありそうです。でもって、敵の鉄鋼船を分捕って活用するので〜す。
明日・明後日と、万座温泉〜軽井沢にカミさんと旅行しますので日記は27日まで休み。