本の販売が２１年ぶりに２兆円割れとのこと。出版科学研究所の分析によると、今年度の書籍・雑誌の推定販売は１兆９３００億円台に落ち込むそうです。ブックオフなどの古書店での販売金額は含まれていませんが、書籍の落ち込みより昨年まで１１年連続で前年割れしている雑誌の落ち込みが主要因だと考えられます。情報提供を主目的とする雑誌は、完全にネットに取って代わられており、今後需要が伸びることはないでしょうね。マンガ雑誌も少子化で部数が減っていくでしょう。
でもって、私は今年も６０冊以上（マンガ含む）購入しましたが、新刊は西部小説とマンガね。今年は、『血だるま剣法』・『ロボット二挺拳銃』・『スポーツマン佐助（全３巻）』といった懐かしの復刻版マンガを購入したのですが、マンガ復刻版の企画は面白いと思いますよ。それも全世代に受けるメジャーな作家でなく、団塊世代を対象にしたカルトな作家ね。前谷惟光・堀江卓・関谷ひさし等の昭和３０年代に活躍した作家の復刻版を出版しているマンガショップの最新カタログでは、知る人ぞ知る『七色仮面』で〜す。
