録画していた海外ドラマ『バイオニック・ウーマン』の第１回と２回を観る。１９７０年代の人気ドラマ『バイオニック・ジェミー』のリメークね。原題通りの『バイオニック・ウーマン』としたのは、ジェミーの敵となるジェミーより先にサイボーグとなったサラの存在が大きいからですかね。オリジナルは『サイボーグ危機一髪（６００万ドルの男）』の１エピソードから生まれた関係で恋人は６００万ドルの男でしたが、リメークではその前提がないのでバイオニック手術（費用は５千万ドル）をした科学者がジェミーの恋人です。『宇宙空母ギャラクチカ』をリメークした『バトルスター・ギャラクチカ』や、『プリズナー№６』のように、最近のリメーク作品は多面的視点（主人公の視点だけでなく、敵対者の視点も取り入れている）で描いているので物語が複雑化していますが、それが一概に面白いとは言えません。ヒーローものは単純な図式の方が好いんじゃないかなァ。
画像は、「ジェミーの愛」のレコードジャケット。『バイオニック・ジェミー』の音楽とは関係ないイメージソングです。歌っているのはジェミー（リンゼイ・ワグナー）の声を吹替えた田島令子で、作詞：木原たけし・作曲：渡辺岳夫ですからね。リメーク作品でも使えますよ。♪〜私の身体をかけぬける、バイオニックの嵐が、私を苦しめている〜
