韓国時代劇が証明

nostalji2012-06-06

朴泰赫(パク・テヒョク)著の『醜い韓国人』(光文社:1993年4月15日第2刷発行)を読了。副題に“われわれは「日帝支配」を叫びすぎる”とあるように、韓国人の著者が客観的に歴史考察をしています。韓国民は朝鮮王朝時代の庶民の酷い生活を歴史認識し、日本の統治がそれと比較して酷いものだったかを考えて欲しいですね。
小作人両班に理不尽に苛められ、真面目に働いても報いられず、差別の壁は厚く、税は私腹を肥やすことに使われ、灌漑工事や農地改革が行われないものだから飢饉が頻繁に起こっています。賄賂が当り前で、役人は威張り、庶民は怯えて暮らしていました。このことは、韓国時代劇を見ればよくわかります。とにかく悪代官だらけなので、立派な王様が出てきても、抜本的な改革はできないわけね。500年強にわたる朝鮮王朝の治世は、韓国人の風土病となり、現代にまで影響を及ぼしています。36年間の日本統治に対する極端な被害者意識は、自国の歴史の良い面だけを見て、何ゆえ統治を受ける羽目になったかという悪い面を見ようとしないところからきていま〜す。