ＤＶＤでテレビ西部劇『西部二人組』の＃２６「星条旗よ永遠なれ」と＃２７「賞金稼ぎにゃ情けは無用」を観る。
「星条旗よ永遠なれ」は、旧友のロム保安官（マイク・ロード）に恩赦の状況をきくために駅馬車に乗っていたヘイズ（ピート・デュエル）とカーリー（ベン・マーフィー）の二人組は、駅馬車中継所で無法者チャック（ネヴィル・ブランド）一味に襲われ、他の乗客たちと一緒に人質にされます。チャックの目的は捜索に来るロム保安官を殺すこと。捕まった二人組が、どうやってロム保安官に状況を知らせるかが見どころです。無法者一味もマヌケなところがあったりしてね。
「賞金稼ぎにゃ情けは無用」は、二人組を捕まえた黒人の賞金稼ぎシムズ（ルイス・ゴセットＪｒ）との道中記。流れ弾で馬を殺された牧場主（ロバート・ミドルトン）が黒人の命より馬の命の方が値が高いといってシムズを吊るし首にしようとしたり、黒人が白人を連行するのは以ての外だといって二人組をシムズから取り上げる牧場主（Ｒ・Ｇ・アームストロング）が現れたりと、人種差別をテーマにした重いエピソードです。ロバート・ミドルトンとＲ・Ｇ・アームストロングは西部劇ではお馴染みの灰汁の強いバイプレイヤー。出番は少なかったですが存在感があります。灰汁が強いといえば、ジェフリー・ルイスもＲ・Ｇ・アームストロングの手下役で顔を見せていましたよ。画像は、ジェフリー・ルイス。
