SFでなく

nostalji2017-06-18

録画していた『タイム・ループ』(2016年/監督:フィリップ・コヴァチェヴィッチ)を観る。記憶をなくした男(ストヤン・ジョルジェヴィッチ)の前に仮面の男たちが現れて彼を撃ち殺すのですが、男は再び元の場所へ戻っているという劇場未公開のセルビア映画です。
男が意識を取り戻すのは十字路となっている広場のベンチ。毎回、道を違えて仮面の男から逃げるのですが、必ず撃ち殺されて元の場所で目覚めます。その度に記憶を蘇らえらせていくのね。完全に記憶が戻った男は……
タイム・ループは第三者による意識操作を予想していたのですが、そんなハリウッド的発想でなく、哲学的なものでした。はっきり言って、よくわからない映画です。そんなのが面白いかというと、ウ〜ン。