本日は

nostalji2017-07-19

ブックオフでゲットしたまま放ったらかしていたマカロニ西部劇『荒野の三悪党』(1969年/監督:ジョゼッペ・コリッツィ)を観る。
30万ドルを強奪したキャット(テレンス・ヒル)とハッチ(バッド・スペンサー)から金を取り戻すことを条件に銀行頭取ハロルドが昔の仲間だったカコプロス(イーライ・ウォラック)を出獄させます。カコプロスはキャットとハッチを騙して金を取り戻しますが、ハロルドが自分を裏切って牢にぶち込んだ3人の仲間の一人だったのでこれを殺害。ハロルドから自分を裏切ったパコとドレイク(ケヴィン・マッカシー)の居場所を訊き出したカコプロスをキャットとハッチが追いますが、カコプロスの儲け話にのって復讐の手助けをすることになります。パコをメキシコで殺し、旅の途中で知りあった綱渡りの芸人トーマス(ブロック・ピーターズ)も仲間に加わって、ドレイクの賭博場に乗り込みますが……
テレンス・ヒルとバッド・スペンサーがコンビを組んだ“キャット・スティーブンス”シリーズ(全3作)の第2作目で、この作品だけが日本公開されました。ヒルとスペンサーはお手伝いといった感じで、主演はイーライ・ウォラックね。ウォラックは『続・夕陽のガンマン』のテュコのキャラをそのまま踏襲しています。悪党のイカサマ・ルーレットを逆用して悪事を暴き、ルーレットをはさんでの4対4の決闘が趣向を凝らして面白いくらいで、平凡な作品で〜す。