代替わり

nostalji2018-08-02

ダビングして持ってきた『山猫は眠らない4 復活の銃弾』(2011年/監督:クラウディオ・ファエ)を観る。伝説の狙撃手トーマス・ベケットの息子が活躍するシリーズ4作目で、劇場未公開作品です。
トーマス・ベケットの息子ブランドン(チャド・マイケル・コリンズ)は、コンゴで反体制組織が支配する土地にいる欧州農民の救出に向かいますが、謎のスナイパーに待ち伏せされ、仲間は全滅し彼自身も負傷します。傷の癒えたブランドンは、かつて父の相棒だったリチャード・ミラー(ビリー・ゼイン)の協力を得て、味方内にいる裏切者と、スナイパーの追跡をしますが……
トム・ベレンジャーは登場せず、第1作で登場したビリー・ゼインが新しい主人公の指導役で出演しています。敵スナイパーとの対決が面白い程度で、どこにでもあるような平凡なアクション映画です。1作は上出来作品でしたが、2作・3作はトム・ベレンジャーの存在感だけで持っているような作品。本作はそれもなくなり、チャド・マイケル・コリンズに魅力を感じません。ヤマネコでなく、ヤセネコで〜す。