黄金の腕

nostalji2005-02-14

衝動買いしたまま放ったらかしておいた食玩DVDの『黄金の腕』(1955年/監督:オットー・プレミンジャー)を観る。ソウル・バスの洒落たメイン・タイトルに流れるエルマー・バーンスタイン作曲のモダン・ジャズ風テーマ曲は大ヒットしたので、音楽だけは知っている人は多いんじゃないかなァ。このテーマ曲に詞をつけた主題歌を後年サミー・デービス・ジュニアが歌っていましたね。麻薬中毒者があんなにあっさり治るのは疑問なんですが、フランク・シナトラは禁断症状を巧く演じていました。キム・ノヴァックも安酒場のうらぶれた女を好演しており、イメージ的に合っていました。意外だったのがエリノア・パーカーで、これまで美人女優というイメージしかなかったのですが、この作品では複雑な女性心理を見事に表現していました。主役三人の中で最も印象に残りましたね。
HP:放出美級迷画座に「食玩DVD」をアップ⇒http://www2u.biglobe.ne.jp/~kazu60/zanmai01/kabaya.htm