山田時代劇

nostalji2005-02-19

天気の悪い日は、本でも読もう。吉村英夫の『山田洋次×藤沢周平』(大月書店)を読了。黒澤時代劇と比較しながら山田時代劇を解説していますが、著者は山田時代劇を絶賛しているので、不満な点や課題が述べられていません。かつて山田洋次は、伊丹万作山中貞雄内田吐夢の時代劇におけるリアリズムを踏まえた人間の描き方に感動したことを語っていましたが、その点についても突っ込んだ考察がされていませんね。山田洋次の時代劇は、本来のチャンバラ映画とは異なる独自の世界です。藤沢周平の時代小説を題材に新境地を開いたといえるでしょう。『隠し剣鬼の爪』もヒットしたので、藤沢周平シリーズとしてこれからも作り続けて欲しいで〜す。
話題の作品ということで録画していた『マトリックス・リローデッド』(2003年/監督:アンディー&ラリー・ウォシャウスキー)を観る。完結篇への繋ぎということもあるのでしょうが、よくわかりませ〜ん。
次年度の自治会の役員が順番で回ってきたので、その役割分担を決める会議に出席する。誰もなり手がいないので副会長へ立候補したらアッサリ決まってしまいました。会長になるよりマシですけどね。それにしても誰も役員になりたがらない自治会は、抜本的に見直す必要がありますねェ。