ミュージカル化されたアーサー王伝説

nostalji2005-11-06

風邪薬を飲んで寝たせいか、8時に起床。いつもなら6時に目覚めているんですがね。朝の日課(リンリンの散歩など)を終えてから、昨日観た『キング・アーサー』に刺激されて、購入したまま放ったらかしていたミュージカルDVDの『キャメロット』を観ました。本編が180分、特典映像が40分、それに資料確認を加えると、この作品だけで半日つぶれてしまったよォ。
でもって、『キャメロット』(1967年/監督:ジョシュア・ローガン)ですが、ブロードウェイ・ミュージカルの映画化です。映画化にあたっては、中世の雰囲気を出すためにセットと衣装に金をかけているのがわかります。CGでは味わうことのできないホンモノの魅力ですね。馬上槍試合も映画のためのオリジナル。歴史絵巻として見た場合、満足のいく内容なのですが、ミュージカルとしては、ウ〜ン。リチャード・ハリス(アーサー)もヴァネッサ・レッドグレーブ(グエナヴィア)も自ら歌っていますが、ミュージカルという柄じゃないんですよね。魅力的なダンス・シーンもないしねェ。ちなみにフランコ・ネロランスロット)の歌はジーン・マーリナが吹き替えています。蛇足ですが、映画の中の恋が発展し、ホンモノの恋となってヴァネッサとネロが同棲生活を始めたのは、有名なゴシップで〜す。
画像は『キャメロット』のリチャード・ハリスとヴァネッサ・レッドグレーブ。