ダニー・ケイよりバレー

nostalji2005-11-07

本田美奈子さんが6日に急性骨髄性白血病で亡くなる。享年38歳。何故か彼女のLPが1枚だけ手許にあります。レコード収集に夢中だった頃、古レコード屋の100円レコードのエサ箱で見つけたものです。日本レコード大賞新人賞を受賞した「Temptation」が収録されていたのでゲットしたんじゃないかなァ。別にファンでもなかったので、一度聴いたきりでしたが、今回改めて聴くと、「讃美歌は歌えない」がいいですね。♪〜讃美歌は歌えない、思うまま生きてきたさ〜
画像は、本田美奈子のLP『M‘シンドローム』のジャケット。ミュージカルのできる本格的なスターだっただけに、本当に惜しい!
ダニー・ケイ主演の500円DVD『アンデルセン物語』(1952年/監督:チャールズ・ヴィダー)を観る。見所は何といってもジジ・ジャンメールのバレーでしょうね。なにしろ全体の1/4がロラン・プチ振付のバレー・シーンなんですから。中でも17分間にわたる「人魚姫」が圧巻です。バレー・シーンが多くなった分だけ、ダニー・ケイの持ち味が薄れ、ダニー・ケイらしさが出ていません。ミュージカルとしてはバランスを欠いていますが、バレーに興味を持っている人には必見で〜す。