郵便局まで行ったついでに、久しぶりに図書館まで足をのばす。デジカメをもって、秋らしい風景を探したのですが、今年の紅葉（黄葉）はダメですねェ。未だに緑の葉をつけているのもあれば、既に落葉しているのもあります。彩りが悪いんですよ。何もないのは寂しいので、画像添付しておきます。
図書館で、小林桂樹の『役者六十年』と佐原健二の『素晴らしき特撮人生』を借りて帰宅した後、録画していた『武蔵坊弁慶』（１９４２年・東宝／監督：渡辺邦男）を観る。“征かぬ身は、いくぞ援護へまっしぐら”と戦意高揚のスローガンが最初の画面に出るところは、公開当時の雰囲気を伝えています。内容は弁慶（岡譲二）と小式部（山田五十鈴）のプラトニック・ラブなんですが、それを全面に出せないので、とってつけたような皇国史観でラストを誤魔化している感じですね。それにしても、牛若丸の高峰秀子が可愛かったよォ。山田五十鈴も美麗だったのだ。
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