またもや浪曲時代劇

nostalji2006-01-16

録画していた『木曽路の子守唄』(1953年・大映/監督:加戸敏)を観る。伊丹秀子の浪曲によって物語が進行する浪曲時代劇です。黒川弥太郎の国定忠治は典型的な二枚目演技。中身が面白いかというと、偶然の連続という安易な脚本で観ていてシラケます。山場、山場は浪曲で知られている“忠治ストーリー”なので、物語の展開方法は如何でもよかったのかもしれませんが……
“血まみれギャング・ママ”のシェリー・ウィンタースさんが14日に亡くなりました。享年85歳。シェリー・ウィンタースといえば、娘時代の『陽のあたる場所』と、中年時代の『ポセイドン・アドベンチャー』が有名ですが、私にとっては、息子たちを率いてギャング生活をおくる『血まみれギャング・ママ』が印象に残っています。『クレオパトラ危機突破』のギャング団のボスも良かったなァ。
画像は、『ポセイドン・アドベンチャー』のシェリー・ウィンタース。この作品で彼女は見事な潜水を見せますが、自伝によると、グラマー・スクール時代にスイミング・プールに通ったそうです。コーチはジョニー・ワイズミューラーだったとか。