雑学本の使い道

nostalji2006-04-13

素朴な疑問探求会:編の『聞いてびっくり!モデルは誰だ』(青春BEST文庫:1992年11月5日第1刷発行)を読了。といっても、項目だけを目で追って、興味あるところだけを読んだのですけどね。“トレードマークの由来から小説、伝説のモデルまで……”と副題にあるように、幅広くモデルになった人やモノを集めています。その分、一口知識程度で深い内容のものは無いんですよ。詳しく知りたかったら、この本に書かれている事をキーワードがして、調べればいいんじゃないかな。雑学本は、それだけ読んで満足するのでなく、それを基にして調べるのに役立つので〜す。
録画していた『あずみ』(2003年・東宝/監督:北村龍平)を観る。原作は小山ゆうのマンガで、原作を読んでいないので比較はできませんが、映画そのものはマンガです。せっかく鍛えたのに、仲良し者同士を闘わして半分に減らすことはないだろう。鉄の心を持たせるためだなんて発想がナンセンスなんですよ。白土三平のマンガを親しんだ私たちは、忍者の掟が非情なことを常識として知っていましたが、最近の青少年は知らないのかなァ。悪い意味でフィーリングだけで作った作品ですね。