ミュージックブック?

nostalji2006-07-10

W杯の決勝戦は、1−1の後、PK戦でイタリアがフランスに勝ち、優勝する。体格で劣る日本が世界と伍して戦うための当面の課題は、ミドルシュートの精度アップと耐久力ですね。暑い中でもフルで動けるだけのスタミナ作りが必要です。ところで、南ア連邦って暑いんだっけ……?
馴染みの古本屋から預かっていた洋画のスチール写真を返しに行ったついでに、『少年忍者部隊・月光』のミュージックブックがあったのでゲット。テレビドラマの“月光”でなくて、少年キングに連載されていた吉田竜夫のマンガの方です。デューク・エイセスが歌うテレビ版月光の主題歌も収録されていますが、内容は掲載されているマンガを見ながらセリフをソノシートで聴くというものです。月光の声が大山のぶ代だったので違和感がありましたけどね。
画像は、ミュージックブックの表紙。テレビとマンガではメンバーの名前が違うことに今頃気がつきました。マンガでは月光以下、名月・月の輪・月影・月蝕となっています。女性隊員は、マンガでは月蝕ですが、テレビの方は三日月と銀月でしたね。
帰宅して、録画していた『真夜中の弥次さん喜多さん』(2005年/監督:宮藤官九郎)を観る。宮藤官九郎の第1回監督作品ですが、作り手だけが面白がっている感じで、観ている側には何の衝撃も与えません。ホモ関係や薬物中毒といった現代の世相を浮かび上がらせるのに、時空を超えて現在の風景を点出させる方法は、20年前にアレックス・コックスが『ウォーカー』で演出しており、目新しいものではありませんね。時代劇の形を借りて、現代の風刺を試みているのですが、バカ騒ぎで終わっているような気がします。昨日観た『歌う弥次喜多・黄金道中』の方が、はるかにキッチュで面白かったで〜す。