雨が呼んでるマイトガイ

nostalji2006-08-11

録画していた『銀座旋風児・目撃者は彼奴だ』(1960年・日活/監督:野口博志)を倍速で観た後、『銀座旋風児・嵐が俺を呼んでいる』(1961年・日活/監督:野口博志)を観る。高級自動車の不正輸出入を巡る東京税関職員の殺人事件と誘拐事件を旋風児が解決するのです。主人公のカッコ良さより、警察のマヌケぶりが目立ちます。元プロボクサーの悪党を演じた高品格が良かっただけの凡作。ところで、タイトルで流れる主題歌の歌詞は、第1作の劇半ばでの小料理屋のお春(南風夕子)とのシーンで流れたものと同じですが、レコードには収録されていないんですよ。
♪〜雨が呼んでるマイトガイ。俺の昔を聞かれても、誰も知らない、忘れたぜ。テクニカラーの人生を、今日も明日も突っ走る。俺は、俺は、俺は銀座の旋風児〜
福島県矢祭町では、柔剣道場を改修して3万冊余が収蔵できる図書館にするそうだ。本は寄贈で、運営は住民ボランティアで行なうので、総事業費は約1億2千万円程度で収まるとのこと。何でも、すぐに金をかけて作ろうとする自治体は見習ってほしいですね。図書館を利用するようになって思うのですが、これからは特長ある図書館作りが必要になるでしょうね。例えば、映画で町作りを目指すなら、全国から映画関係の本の寄贈を受け、映画に強い図書館にするとかね。家で死蔵となっている本は沢山あると思いますよ。とにかく、市・町民の希望だからといって、安易に何億もかけて箱物を作るのだけは止めて欲しいですねェ。