親近感を抱く主人公

nostalji2006-09-25

NHKの朝の連ドラ『純情きらり』が評判いいそうだ。うちのカミさんも毎日観ているし、葬式で明石に行った時、義妹も毎日観ていると言ってました。大体、朝の8時15分という時間帯にテレビを観ている層というのは、圧倒的に女性が多いし、それも年配の主婦層ですね。最初はそうでもなかったのが、戦争が始まる辺りから人気が出てきたというのがわかる気がします。戦争体験者はその時代へのノスタルジーがあるだろし、団塊の世代においては主人公を企業戦士の留守を守る単身赴任妻として重ねあわせることができるんですね。主人公に対して感情移入ができ、親近感を抱くことができたのが成功の要因でしょう。
画像は、『おはなはん』のレコードジャケット。視聴率50%を記録したNHKの朝の連ドラの主題歌です。テーマ曲に詞をつけた倍賞千恵子の歌は、テレビで使われていたのかなァ。放送された1966年4月〜67年3月といえば私は高校3年の時で、夏休みに母親が観ていたのを一緒に観ていた程度で記憶にありません。ただ、66年の紅白歌合戦では、この歌を倍賞千恵子は歌っていま〜す。