OKコラルの日

nostalji2006-10-26

1881年10月26日の早朝、アリゾナ州トゥームストンのOKコラルにおいて、西部の無法時代の最後をかざる、最もはなばなしい事件が起こる。西部劇ファンでなくても“OK牧場の決闘”を耳にしたことがあるでしょう。コラルを間違って牧場と訳したために、“OK牧場”になってしまいましたが、正しくは家畜囲いです。OKコラルは貸し馬業もしていたので、馬置場が日本語として一番近いですかね。ワイアット、モーガンバージルのアープ兄弟&ドク・ホリデーに対して、アイク、ビリーのクラントン兄弟&フランク、トムのマクローリー兄弟が決闘を挑み、1分足らずの激しい銃撃戦の結果、ビリー・クラントンとマクローリー兄弟の3人が死に、アープ組の大勝利となりました。一般的には無法者が保安官に決闘を挑んで敗れた形になっていますが、実態は極めて複雑で、その後も血の抗争が続きます。
画像は、『ワイアット・アープ』のサントラCDジャケット。これといって印象に残る曲はありません。映画の方も長いだけで印象に残るシーンがなかったです。OKコラルに行く直前、ワイアット・アープがコーヒーを飲んでいるシーンがプロローグでしたね。
世界史などの必修科目の履修漏れが全国的に拡がっている。本日の朝刊の時点で、10道県63校ですが、調査すればもっと増えるでしょうね。入試対策を重視した為らしいですが、国際社会で活躍するには世界史を学ぶことは必要ですよ。ただ、OKコラルの決闘は授業では出てこないでしょうけど。