ローラの父さんになる前

nostalji2007-03-30

テレビ西部劇『ボナンザ』(ディスク2)の「招かれざる者」を観る。ネバダ準州の知事候補となったベンの前に、ベンに憎しみを持っているニューオリンズの警部が現れるんですな。ベンが妻(ジョーの母親)を侮辱した男と喧嘩になり相手を殺してしまった20年前の事件の逮捕状をもっていて、ジョーの母親のことがわかるエピソードとなっています。カートライトの三人兄弟は母親が全部違っています。ジョーの母親はマリーといいまして、ニューオリンズの歓楽街で水商売をしていたようですね。フランス人なので、『モンテ・ウォルシュ』のジャンヌ・モローのような女性かも。ベンはマリーの過去など意に介せず結婚してジョセフ(ジョーは愛称)が生まれたのです。日本語吹替えではわからなかったのですが、ベンはジョーを呼ぶ時にジョセフと言っています。画像は、ジョー役のマイケル・ランドン。『大草原の小さな家』の父さんの方が有名かな。
ところで、警部役でロイド・ノーランがゲスト出演していました。ジョン・フォードジョン・ウェインに『駅馬車』の原作を読ませて主役に誰がいいかと訊いた時、ジョン・ウェインの挙げた名前がロイド・ノーランでしたね。それから、フォード一家でお馴染みのハンク・ワーデンも出演していましたよ。
朝日新聞の「声」の欄に、“スポーツ中継に絶叫は要らぬ”という意見がありましたが、全く同感。やたらと煽り立てる演出には辟易しますよ。民放の場合、独占放送となると投資回収のためか、本放送だけでなく、前後でしつこく絶叫しますからね。まともなスポーツ中継をするのはNHKぐらいで、BS1で放送してくれれば、そちらで見るのにねェ。