6年ちがうと……

nostalji2007-06-08

奥成達:著(ながたはるみ:絵)の『昭和30年代図鑑』(いそっぷ社:2005年11月30日第1刷発行)を読了。著者は私とは半回り年上の1942年生まれなので、私の思い入れとリンクしていないところもあるのですが、別に団塊の世代を対象としていないので、これで是でしょう。だけど、昭和30年代とはリンクしない内容も結構あって気になりますね。例えば、高勢実乗のギャグで、「お腹がよじれるほど笑った」とあるのですが、高勢実乗は戦前の人で昭和30年代には全く関係ないですからねェ。
昭和を考える時、団塊の世代は学園紛争の終結で自分にとっての昭和は終わったと思う(但し、これは大学生活をおくった者だけの思い込みかもしれませんが)のですが、半回り年上の世代となると、東京オリンピックで昭和は終わった感じですね。結局、“昭和=青春の懐かしさ”なんですよ。
虚偽の申請でコムスンが処分を受け、事業譲渡で処分を逃れようとする行為に非難が集中している。福祉事業が儲かるわけないじゃないですか。営利法人に参入を認めたことに問題がありますね。それだけでなく、私は介護保険そのものに反対です。年寄りの介護を社会全体で支えようなんて無責任そのものです。それに、介護と医療は密接に絡んでおり、介護だけを切り離して運営するのも、おかしいと思います。