ジェシー・ジェームズはアメリカ西部劇史の中で最も有名な人物といえるでしょうね。ジェシーの死を報じた現地の新聞（カンザス・シティ・ジャーナル：１８８２年４月４日）によると、ジェシーを“一国の歴史に登場した中で最大の盗賊”と呼んでいます。ジェシーが強盗や殺人を繰り返した悪人であっても、生前から数多くのダイムノベルでその活躍（殆どが義賊扱いのフィクション）が伝えられ、民衆のヒーローになっていました。そのことは、ジェシーの死から１週間たったばかりの４月１１日にニューヨークで「強盗王ジェシー・ジェームズ」なる芝居（Ｊ・Ｊ・マックロスキー作）の予告がされたことでもわかります。その後、いろいろな劇団が“ジェシー・ジェームズ”の芝居をひっさげて各地を巡業しています。
『ジェシー・ジェームズの暗殺』は、アメリカ人なら誰でも知っている“ジェシー・ジェームズの伝説”を背景にして成り立っています。それを知らないと、ボブ・フォードの悲劇も、ブラッド・ピットのジェシー演技もピンとこないかもしれませんね。ジェシー伝説を映画化した『地獄への道』が格安ＤＶＤで発売されているのでお薦めです。画像は、２０歳のジェシー・ジェームズ（ジェリー・ヴァレス：画）です。でもって、『ジェシー・ジェームズの暗殺』をＨＰ：西部劇シネマ館の「劇場で観た西部劇」にアップ⇒http://www2u.biglobe.ne.jp/~kazu60/21seik2/jjassa.htm
ＰＳ２で『信長の野望・蒼天録』をプレイ。１５１１年秋、例によって北条早雲・氏綱・遙・氏時・遠山直景による５５００の軍勢で足利政氏の古河御所を力攻めするが防備が固く退却。翌年春に大庭城の三浦義同にも出陣を要請して再度出撃し、古河御所を包囲する。足利政氏は朝廷と幕府の勧告書を持参して停戦を求めてくるが無視して攻撃。古河公方は滅び、沼田城主・長尾尚忠が唐沢山城の佐野秀綱を従えて独立した。帰城して一服と思う間もなく、宇都宮忠綱によって古河御所が攻略されてしまいました。次なる敵は宇都宮忠綱だァ。
