50年前の今日:紀伊水道で定期船が沈没

徳島県小松島港から和歌山県和歌山港に向かう南海丸が、午後6時30分頃、淡路島の南西で救難無線を発信して消息をたちました。2日後の28日午後4時になって沈没が発見され、旅客および乗組員167人全員の死亡が確認。当日の紀伊水道には強風波浪(風速17〜20メートル、平均波高4〜5メ−トル)注意報が出されており、それが沈没に関係していると推測されましたが、証拠となる記録も目撃者もなく、結局原因不明とされました。当時は現在と比べて海難事故が多かったような気がします。