海洋パニック

nostalji2006-10-16

昨夜、日曜洋画劇場で『ポセイドン・アドベンチャー』(2005年/監督:ジョン・パッチ)を観る。パニック映画の名作『ポセイドン・アドベンチャー』(1972年/監督:ロナルド・ニーム)をリメイクしたハイビジョンTVムーヴィです。画像が美麗だったので見ていたのですが、そんなに出来は悪くなかったです。ドラマの作り方は、全体的に薄っぺらいのですが、事故が起きた後のポセイドン号を探す周辺状況を丁寧に描いているのには好感を持ちましたね。ルトガー・ハウアー、スティーブ・グッテンバーグ、ブライアン・ブラウンピーター・ウェラーといった落ち目のスターばかりですが、TVムーヴィとしては出演者が豪華です。寝転がって観るには、悪くない作品で〜す。画像は、テレビ画面をデジカメで撮影。オートにするとストロボの光が反射して画面が白くなるので、手動で撮ったのですが安物のカメラのためシャッタースピードが遅く、どうしてもボケてしまいます。
HP:放出美級迷画座の「リメイク映画」に追加アップ⇒http://www2u.biglobe.ne.jp/~kazu60/zanmai09/remake03.htm
1829年10月16日、シドニー港を出航したマーメイド号がトレス海峡で嵐にあって沈没。乗組員と乗客はスイフトシェア号に救助されます。ところが、このスイフトシェア号が座礁。ガバナー・レディ号がこの遭難者を発見し救助します。すると今度はガバナー・レディ号が船火事を起こし全員漂流。そこにコメット号が通りかかって救助したのですが、コメット号も嵐にあって船底を上にしてひっくりかえります。ポセイドン号のように船に閉じ込められることなく、全員が海上に浮いているところを救助したのが郵便船のジュピター号。このジュピター号も座礁しますが、シティ・オブ・リーズ号が遭難者を救助し、都合5回の海難事故の終止符を打ちます。こんな連続遭難・連続救助の記録は、後にも先にもありませ〜ん。