やっぱり抜かされた

nostalji2008-03-14

画像は、『翔べ!必殺うらごろし』のサントラCDジャケット。和田アキ子が歌う主題歌「愛して」のレコードが見つからなくて、必殺主題歌全集を製作するためにゲットしたものです。テレ玉で『必殺仕事人』(シリーズ15作目)が昨日から放送されているのですが、この前に『翔べ!必殺うらごろし』(シリーズ14作目)があるんですよね。私はリアルタイムでは1〜2回しか観ていないんですが、妙に印象に残っています。
中村敦夫(旗竿による串刺し)・市原悦子(油断させて短刀でブスリ)・和田アキ子(殴り殺す)・火野正平(マネージャー兼情報係)というメンバーによる殺し旅に加えて、超常現象を背景に織り込んだシリーズ屈指の異色作でした。あまりに奇をてらいすぎたために視聴者には評判がよくなかったようですね。私の場合、面白くないからということでなく、物理的に観る時間がなかったということだけですけど。当時はビデオデッキも普及していなかったしね。
このCDのブックレットに掲載されている山田攻氏の解説によると、使われている劇伴音楽(従来の必殺音楽と異なる独特の楽器編成)は全てオリジナルで、他のシリーズへの転用もなければ転用もしていないとのこと。それと、理由はよくわからないのですが再放送が困難なシリーズと知って、ますます観たくなりましたよ。