短期シリーズの妙味

nostalji2009-05-15

『王の女』が終ったので、同時間帯に放送していた『必殺橋掛人』を観る。『必殺仕事人Ⅴ』と『必殺仕事人Ⅴ激闘編』の間の中継ぎ的存在の短期シリーズです。短期シリーズの面白さは、シリーズ通してのテーマを持たせることができるのと、思い切ったキャラ変更ができることですね。地図に記された13箇所の印の謎を解いて殺しの依頼を果たしていくのが全体の流れで、父の遺志を継いだ若い尼僧(西崎みどり)を元締めにしたり、カミさん(萬田久子)が殺し屋(割って研いだ瓦を投げて首を裂く)で亭主(斎藤清六)が助手という、これまでの逆をいっています。ちなみに、津川雅彦の反物に仕込んだ金糸で絞殺する手口は、『必殺仕事人2009』の田中聖の殺し技に踏襲されていますね。
画像は、西崎みどりが歌う挿入歌「もどり道」のレコードジャケット。エンドクレジットで流れる主題歌は『必殺仕事人Ⅴ』と同じで、藤田絵美子の「さよならさざんか」です。なんで、「もどり道」を主題歌にしなかったんだろう……
提督の決断Ⅲ』は、たいした抵抗もなく、ジョンストン、ミッドウェイ、アッツ、ダッチハーバーを占領しました。こうなりゃ、全艦隊でハワイ攻略に向けて出撃だァ。