酒屋とピンク映画

nostalji2008-11-14

西岸良平:著の『三丁目の夕日』(小学館)の、“七夕”と“お祭り”を読了。
“七夕”(2005年7月22日第2刷発行)は、七夕と星に関連した13話が収録されています。町田忍のコラムは“酒屋さん”でテーマとは関係ありません。酒屋といえば「三河屋」という屋号がすぐに浮かぶのですが、三河出身の人が酒屋に多かったんですかね。『サザエさん』に出てくるのも三河屋さんね。
“お祭り” (2005年8月5日第2刷発行)は、夏の風物に関連した13話が収録されています。第10話「ピンクの巨匠」に夏の映画館の状況がでてくるのですが、ピンク映画(独立プロ制作の低予算成人向け映画。エッチ・シーンになるとモノクロからカラーになるというパートカラー作品が多かったですね。若松孝二はピンクの巨匠でした)が隆盛の頃は、映画館は冷房していましたよ。冷房がなく、大きな扇風機が天井で回っていたのは、昭和30年代前半ね。映画人口が減り、3本立て映画館がピンク映画専門館になっていきました。ちなみに、私がピンク映画を初めて観たのは大学に入ってからです。白川和子がデビューした頃ね。学生の間では新高恵子が人気ありましたねェ。