原作は少年だった

nostalji2008-09-17

西岸良平:著の『三丁目の夕日』(小学館:2007年4月11日第3刷発行)を読了。今回のテーマは“サクラ”で、春に関連した14編が収録されています。鈴木オートで働く六さん(映画では掘北真希が演じる少女)が出てくる話が8編あるのですが、原作では少年だったんですね。少女だと無理があるのですが、少年だと納得、納得。
町田忍のコラムは「映画」。昭和30年代は映画全盛期で町ごとに映画館がありましたね。昭和30年代は広島に住んでいたのですが、小学校3年までいた草津町には“御幸座”が、小学校4年から暮らした吉島町には“オリオン”という邦画の3番館がありました。“御幸座”は、東映大映・日活の作品が、“オリオン”では東映東宝・日活の作品が3本立て上映されていました。“オリオン”は学校に行く途中にあったので、立て看板やスチール写真を見るのが楽しみでしたねェ。