三丁目の日常

nostalji2008-12-04

西岸良平:著の『三丁目の夕日』(小学館)の、“三丁目探偵団”と“夕日町三丁目”を読了。
“三丁目探偵団” (2003年2月28日第1刷発行)は、一平くん冒険話や町内のミステリーに関連した13話が収録されています。町田忍のコラムは“探偵ごっこ”ですが、内容に事実誤認があるようです。テレビドラマ『日真名氏飛び出す』の主演は久保田保夫でなく、久松保夫ね。“探偵ごっこ”がブームになったのは、テレビの『怪人二十面相』や『少年探偵団』でなく、ラジオの『少年探偵団』や東映映画の『少年探偵団』(シリーズ)だったと思いますよ。小学校低学年の頃は巻き玉ピストルで、高学年では銀玉コルトで“探偵ごっこ”をしたものです。初期の銀玉コルトは一発ずつバネを引いて撃っていましたが、すぐに連発式が登場しましたね。
“夕日町三丁目” (2005年11月21日第1刷発行)は、町を行きかう住民に関連した16話が収録されています。住民としてタヌキも出てきますけどね。町田忍のコラムは“スクーター”です。スクーターといえば、誰でも思い出すのが「ラビット」ね。♪走るラビット、ラッキーセブン〜なんてCMソングがありました。スクーターは腰掛けるようにして乗るので女性的で、西部劇好きの男の子にとっては、跨って乗るオートバイの方に人気がありましたねェ。スクーターよりもオートバイの方が速そうだったしね。