年末支度

nostalji2008-12-08

西岸良平:著の『三丁目の夕日(冬支度)』(2003年12月12日第2刷発行)を読了。初冬に関連した12話が収録されています。障子張りや防虫剤の臭いがプンプンする出したばかりの冬服とか、季節を感じさせるものが多かったですね。最近はクリスマス商品も正月商品も一緒に売られており、メリハリのある季節感がなくなってきました。町田忍のコラムは“暖房器具”で、昭和30年代の暖房といえば炬燵ね。寒い時は炬燵に潜り込むのです。勉強も遊びも炬燵にはいってするんですよ。北国は別として、一般的な家庭でストーブが使われることは殆どありませんでしたね。部屋を温めるものといえば火鉢なんですが、部屋なんか暖まりません。手を暖める程度ね。寒くて、顔火鉢や股火鉢をした人は多いんじゃないかなァ。
毎年、中途半端に終っている本箱の整理に取り掛かる。年末に1日で7つもある本箱(2つのレコードケース含む)を掃除するなんて無理だったんですよ。でもって、今年はひとつずつ片付けていこうと思いましてね。これから先、読むことはないと思う本を処分しようとチェックしていたら、片付けるより本を読んでいる方が長かったで〜す。