今年最初の西部劇

nostalji2009-01-25

DVDで『セラフィム・フォールズ』(2006年/監督:デビッド・フォン・アンケン)を観る。今年はじっくり西部劇を観ていこうと思いながら、やっと最初に観たのがこの作品です。ピアース・ブロスナンが雪山で銃撃され、リーアム・ニーソンと4人の男に追撃されます。そして、ブロスナンがニーソンに何故追われるかは徐々にわかっていきます。説明的セリフを使わず、映像で表現していく手法には好感を持ちましたね。雪山から砂漠でのラストの二人の対決までの過程は、衣服が薄くなっていくように固く閉ざされた二人の心情が吐露されていく過程の具現化になっています。戦争による心の傷というメッセージ性の強い映画で、劇場公開されなかったのは一般受けしないからでしょう。映画的には悪くありませんが、西部劇らしい爽快感はありませ〜ん。
特別ゲストを招いての西部劇仲間との新年会があるので、本日は日記を早めにアップ。