本日も

nostalji2009-05-29

放ったらかし録画保存ビデオの『天空の剣』(1987年/監督:ツイ・ハーク)を観る。世界中を争わせて暗黒世界にしようとする魔神を倒すために主人公(ユン・ピョウ)が白蓮如来(ジュディ・オング)の持つ魔法の剣を探して魔神に戦いを挑む物語ね。香港映画らしいワイヤーアクションを駆使したファンタジー映画で、退屈しない内容になっていました。最初の方で、ユン・ピョウの軍と敵対するサモ・ハン・キンポーの軍が赤と緑に色分けされていて乱戦でも区別がつくようにしていましたが、角川映画の『天と地と』(1990年/監督:角川春樹)での赤と黒との色分けが、この映画からの頂きであることがわかりましたよ。画像は、ユン・ピョウ。
朝日新聞の1面に、“奈良・箸墓古墳卑弥呼の墓?”という記事あり。放射性炭素年代測定により、箸墓古墳の築造時期が卑弥呼の死亡時期と一致するとのことなんですが、卑弥呼の墓じゃないでしょうね。私は邪馬台国九州説を支持しており、邪馬台国と同時期に畿内にも邪馬台国と同等の国があったと考えているんですよ。魏志倭人伝に記載されている、卑弥呼の墓の規模にあたる遺跡が九州で見つからないのは、邪馬台国が滅んで卑弥呼の墓が破壊されたからでしょう。箸墓古墳の発掘調査ができれば、畿内古代王朝の謎がもっと解ってくると思うんですけどね。