ＢＳ２で『テキサス決死隊』（１９４９年／監督：レスリー・フェントン）を放映。１９３６年のキング・ヴィダー作品を色彩化リメイクしたものです。レスリー・フェントンは、３６年版で助監督をしており、作品の坪は押さえていると思いますよ。“リメイクに傑作なし”とばかりに、公開当時の評価は低いですけど、リメイクを先に観た私は、銃撃戦もたっぷりあって結構楽しみました。友情と恋愛も嫌味なく描かれていますしね。
主演はビッグネームになる前のウィリアム・ホールデンで、タイトルクレジットでの扱いは、マクドナルド・ケリー、モナ・フリーマン、ウィリアム・ベンディクスとの４名表記でした。男優は前作（フレッド・マクマレー、ロイド・ノーラン、ジャック・オーキー）の方が、圧倒的に存在感がありましたが、女優の方は、前作よりもモナ・フリーマンが存在感を出しています。画像は、モナ・フリーマン。西部劇の先輩たちの間では、人気の高い女優でして、この作品の頃がピークじゃないのかなァ。私がモナ・フリーマンを知ったのは、彼女が映画を離れテレビ西部劇にゲスト出演するようになってからなので、今イチ魅力がピンときませ〜ん。
